幸せにしてくれる家
23年という経過で家がどう変わったか?
勿論、ガスコンロやウォッシュレットなど取り替えた物もあるが、家を構成する素材や取り巻く環境は造った時よりも良くなっている。
今大切な要素は家族と共に生きる、成長、成熟する家ではないだろうか?
私の設計思想には壊したくない大切にしたい家がある。
そのためにどのような家をつくれば良いのか?
これからも提案していきたい。
地域から愛される家
玄関先の風景も大きく変わった。
小さかった木々もしっかり落ち着いて、季節の喜びを伝えてくれるようになった。
公園に行かなくても見れる桜はしばし人の足を止めて喜ばせてくれる。
そこには家と地域が優しく繋がる愛が存在するようになった。
本物の素材選び
刷り込まれる意識は怖いものがある。
床は硬くて傷がつきにくいものが良い。
汚れない物が良い。
人も自然も一緒で、愛着が出るためには色んな苦労や経験が必要なように、素材も変化しないのでなく、変化を楽しめることが重要である。
だから23年前に誰も使って無かった杉の床を無塗装で張った。
少々のキズはあるが、それ以上に愛着がある。
壁の珪藻土はしっかり呼吸をして、住宅臭は全くなく、お陰で病院知らずでこれまで来られた。
大切なことをしっかり理解して家をつくれば、たくさんの恩恵がある。
物価の高騰で家づくりもきっと違う意識が生まれてくる。
しっかり考えてつくって欲しいものです。
家族が健康に過ごせる住宅造りをお考えの方は一度ご相談ください。
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